ソフトを打ち込み始めるまでに、どれだけ全体の構想が練られているかで ソフトの質が決まります。 全体像が曖昧でスタートしてしまうと、「切った貼った」が 増えてしまいます。 そのようなソフトではバグが出やすく、また後々、追加変更時に 苦労することになります。 ソフトの構成が深く考慮されたとき、シンプルなソフトが完成します。 そんなときは作成者として喜びを感じるときです。 今や機械と制御ソフトは切っても切れない関係になっております。 制御ソフトはその機械に命を吹き込むという非常に重要な役割を担います。 機械の性能(作業者の操作性、滑らかな動き、タクトタイム、・・・)に 深く関わります。 自動機の立ち上げ時、(ああしたい、こうしたい、・・・)必ず出てきます。 そのような時に柔軟にすばやくソフト変更が出来ればと思いませんか? ◇信頼関係 事前打ち合わせをして、仕様書を取り交わしてソフト設計が始まります。 ビジネス上、大変重要なことです。 しかしながら、短納期で仕上げなければいけないことはよくあることです。 ソフト設計者を呼びつけ、機械を前にして(図面を前にして) 言葉で指示できればと思いませんか? ワイシーケンスならその場でソフトを作成します。 実はこれ、信頼関係がないと出来ないことですよね。 一度、弊社にソフトをご依頼いただき、試してください。 自動機の完成までとことんお付き合いします。 ◇ソフトの中身 ソフトの構成は作成者により千差万別です。 経験上、次のような要素に分かれるのではないでしょうか。 初期設定回路 異常回路 入力回路 手動回路 原点復帰回路 自動回路 インターロック回路 出力回路 この区分けがないと・・・ 大変な目にあいます。 また、入力条件、タイマー条件だけで出力を組んでしまうと 誤動作しやすい回路になります。 注意が必要です。 ラダー図の場合は、保持回路で上から順番に回路が進んで行き、 一連の動作が終了するときにその回路が一斉に切れるように作ります。 シーケンス回路と言われる所以です。 その他、特殊ユニットが入ってくると回路がさらに増えます。 また、タッチパネルの機能を安易に多用してしまうと、 PLCのモニター機能でラダー図を追っていっても、 タッチパネルで条件処理が入っていると動作を追い切れません。 資料に残すと言ってもメンテナンス作業者にはわかりにくくなってしまいます。 後々のメンテナンスのことまで考慮したソフト作りが今求められています。 Simpl is bestです。 ソフト設計を外注するときは、是非ワイシーケンスを思い出してください。 |